デイジー〜韓国映画日記60

『デイジー

■出演
チョン・ウソン
チョン・ジヒョン
イ・ソンジェ
■監督
アンドリュー・ラウ

■作品解説
映画『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』のクァク・ジェヨン監督が脚本を手がけ、香港映画『インファナル・アフェア』三部作のアンドリュー・ラウ監督がメガホンを取り、主演には韓国映画のカリスマ的存在であるチョン・ウソン、チョン・ジヒョンが顔をそろえた話題作。美しいオランダの景色を背景に描かれた切ないラブストーリー。

■ストーリー
アムステルダムの広場で肖像画描きをしている画家の卵のヘヨン(チョン・ジヒョン)。彼女には思いを寄せる人がいた。よく絵を描きに出かけた田舎で、小川に落ちた彼女のために小さな木の橋を作ってくれた人… お礼にデイジーの花の絵を描いて橋に置いておいたヘヨンのもとに、いつからか届くようになったデイジーの花。話したことも、顔すら見たことのない“彼”にヘヨンは淡い恋心を抱くようになる。

ある日、いつものように広場で客を待っていたヘヨンの前に、デイジーの花を持って「肖像画を描いてほしい」と座った男性・ジョンウに“彼”の面影を見出したヘヨン。
そんなジョンウの正体は、国際警察の刑事で、張り込みの捜査のために、たまたまヘヨンに接近したのだった。しかし出会いを重ねていくうちに、ジョンウもまたヘヨンを愛するようになる。

その様子を、遠くから見ていた男がいた。“パクウィ(チョン・ウソン)”… 彼こそがヘヨンにデイジーの花を送り続けていた人だったのだが、パクウィには、ヘヨンの前に姿を現せない事情があった。

こうしてヘヨン、パクウィ、ジョンウの悲しい愛の物語が始まる…。

公開:2006年

■感想
こういう芸術性のある美しいラブストーリーはなかなか良いでありますなぁ連

個人的には『私の頭の中の消ゴム』で少し拒否反応のあったチョン・ウソンがむしろ好きな俳優になったという記念すべき(?)作品でもあります

穿った見方をすればウソンくんの行動は単なるストーカーなのでありますが、かっこいいから陰気に見えないし(先入観だろうけど)

冒頭の雨宿りのシーンとラストシーンがリンクする演出もグッド
「実は…」的な演出は大好物であります漣

“どんな未来も変えられる…”
自分の正体を打ち明けられない気持ちはわかるけど、少しの勇気さえあれば…ねぇ、ウソンくん!


個人的評価
☆☆☆☆*


※この日記は過去のmixi日記からそのまま転載しています。

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