黒く濁る村〜韓国映画日記31
『黒く濁る村』
原題:苔
■出演
パク・ヘイル
チョン・ジェヨン
ユソン
ユ・ヘジン
ホ・ジュノ
ユ・ジュンサン
キム・ジュンベ
キム・サンホ
カン・シニル
■監督
カン・ウソク
■ストーリー
都会生活に嫌気がさしてきたヘグク(パク・ヘイル)は、20年間音沙汰なく過ごしてきた父ユ・モギョン(ホ・ジュノ)の訃報を聞き、父が住んでいる田舎村を訪ねる。この日初めてヘグクを見た村人たちは、一様にヘグクに対して警戒心を持ち、怪訝な目つきを投げかける…。
父の葬儀を終え、用意された食事の席。まるでヘグクが去ることを待ち焦がれているかのような人たちを前に、ヘグクは「ソウルには戻らずここに残って暮らす」宣言をする。その瞬間、村人たちの間には妙な空気が漂い、彼らの中心で黙って事の成り行きを見ていた里長(チョン・ジェヨン)は「そうしろ」と言いながら、ヘグクの定住を許す。
里長チョン・ヨンドクの一言に、あっという間に態度が急変する村人たち。外見は平凡な田舎の老人のようだが、背筋が凍りつくようなカリスマで村のすべてを見通しているかのような里長と、彼を神のように崇める村人たち。ヘグクは彼らを疑いの目で見ずにはいられない…。
果たして村人たちはなにを隠そうとしているのか、そして父の死の真相は?
公開:2010年
■感想
この作品161分とかなり長めで、いろいろ言われてますが、自分は時間を気にすることなく一気に観れました
ストーリー的には驚くほどの衝撃はないものの、まさにうたい文句通り人間の業と欲深さを描いた良質なミステリーだと思います連
実年齢40代のチョン・ジェヨン以下、村人たちの老人メイクは完璧とは言い難いものの、演技は光るし、なにより撮影の為に村ひとつを丸々作り上げた気合いの入った撮影陣の努力がヒシヒシと伝わってきます烈
最後のユソン様の恍惚の表情もたまらんですなぁ(笑)
個人的評価
☆☆☆☆☆
※この日記は過去のmixi日記からそのまま転載しています。
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