黒い家〜韓国映画日記14

『黒い家』

■出演
ファン・ジョンミン
ユソン
カン・シニル
■監督
シン・テラ

■ストーリー
初出勤の日､保険査定員のﾁｮﾝ･ｼﾞｭﾉはある女から｢自殺した場合､保険金は出るのか?｣という相談の電話を受ける｡“個人情報や､同情心は表に出したらﾀﾞﾒだ”と書かれた警告板が目に入ったものの､この先起きることを何も知らないｼﾞｭﾉは､相談者の女に自分の名前を伝え､その相談に応じる｡

それから数日後､保険加入者からの依頼で自宅を訪問すると､そこで待っていた男が居間の隣の部屋の扉を開くように言ってきた｡言われるまま扉を開くと､そこには7歳の男の子が首を吊ったまま死んでいるではないか!!しかしもっと恐ろしかったのは､この家にｼﾞｭﾉを呼び出した､死体の子の父親のｼﾞｭﾉを見つめる視線だった｡

加入者の生命を保護するための保険が､人を殺すためのものになっているとでも言うのか?悩まされたｼﾞｭﾉは少年の死は自殺ではなく､保険金目当ての父親によるものだと確信し､保険金の支給を中止することに｡するとそれを知ったその父親が｢自殺なのに､おかしいではないか｣と会社に来た｡一体この男は､殺人者なのか､単なる父親なのか…｡7歳の子供が自殺をするとでも…?

その後､その父親は今から5年前に再婚し､再婚相手に3億Wの生命保険金をかけていたことが判明｡息子を失って途方にくれる母親が無性に気の毒に見えたｼﾞｭﾉは､彼女を助けたい気持ちはあるものの､再度起きるかもしれない殺人と事件が残した痕跡に悪戦苦闘させられる…｡

そうした中､事件は意外な展開をみせるのだった…｡

公開:2007年

■感想
現在公開中の『生き残るための３つの取引』に主演しているファン・ジョンミンと我が愛しのユソン様出演のサイコサスペンスであります連
原作は日本の小説で、1999年には内野聖陽と大竹しのぶで映画化されたであります

比較的事件の種明かしは早く、展開が変わる中盤以降はスリラー系になるでありますが、サスペンスファンにも十分楽しめる作品であります秊

個人的評価
☆☆☆☆

※この日記は過去のmixi日記からそのまま転載しております。

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